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2010年12月6日月曜日

2000年6月16日〜17日グラナダの話

CUSNS、2007年11月11日の日記を転載

先日、酔っぱらってメガネをなくしました。
実は、これが初めてではありません。
では、その時の「世にも奇妙な物語」を。
珍しく、有名な場所のお話です。
もちろん、月面基地ではありません。

バルセロナから夜行バスで向かったのだが、あまり眠れなかった。
そのまま、グラナダ到着。
同じバスに日本人女性がいた。
彼女は中級ホテル、ボクは安宿。
行き先は違う。
晩飯の約束をした。
宿を決めるため、大きな荷物はバスターミナルの預かり所に。

ますは朝飯と、街を歩く。
てくてく歩いていると、英語を話すスペイン人に話しかけられた。
スペインに来てから、町中で英語が通じた事がない。
何だか嬉しくて、彼と公園に行き、一緒にビールを呑んだ。
昨日から何も食べてない。
1本、呑みきった。
2本目に入った。
昼まで覚えてる。
気付くと翌朝。
知らないホテルの一室。
財布を見た。
何も盗まれてない。
メガネがない。
柄が折れたサングラスが転がってる。
もう一度、探す。
メガネはない。
ホテル代を払う。
レセプションも困惑顔。
気恥ずかしいので、何も聞かずに外に出た。
ここ、どこだ?
とにかく歩いた。
そのうち、知ってる場所に出た。
ご飯を食べる気もしなかったので、カフェでコーヒーを飲んでた。
何が起きたのか考えた。
酔いつぶれたことしか分からん。
何も盗まれてないから、昨日のスペイン人に悪意があるとも思いにくい。
もう一度、財布を見た。
覚えのないレシートがあった。
シティバンクからお金をおろしたレシートだ。
カード番号もボクのだ。
日時は、昨日の夕方。
全く記憶にない。
だいたい1万円くらいおろされてる。
もちろん、そのお金は財布にはない。
財布のお金はなくなってない。
考えられるのは、昨日のスペイン人。
でも、暗証番号がなければ・・・。
でも、全く記憶にない。
でも、オレ教えたんだろうなぁ。
でも、なぜ、1万円だけ???
分からない。

偶然、昨日約束した女性が通りかかった。
彼女は、約束の時間、場所に来なかったボクを心配していた。
そりゃそうだろう。
類末を話した。
彼女が言えるのは、とにかく体に何もなくて良かった、、、
ボクもそう思う。

彼女と、ランチを一緒にした後、別れてアルハンブラ宮殿に行った。
当然、メガネはない。
なんかフワフワしてる。
よく見えない。
前の方で、手を振ってる人がいた。
ん?彼女?
バルセロナで同じ宿だった旅行者だ。
彼にも類末を話した。
「なんか、ぼ〜っとしたタイプだから気をつけなよ」
うん、何度か日本でも言われた。

後日、コルドバでメガネは作りました。
クレジットカードの不正使用もありません。



アルハンブラ宮殿から市街地
なんでか、アルハンブラ宮殿の写真がありません・・・。


バルセロナ→グラナダ(バス)8,055 Pst/約5,316円
グラナダ→コルドバ(バス)1,540 Pst/約1,016円
Granadad Hotel 2,000 Pst/約1,320円(1泊分/シングル)