(CUSNS、2007年11月11日の日記を転載)
先日、酔っぱらってメガネをなくしました。
実は、これが初めてではありません。
では、その時の「世にも奇妙な物語」を。
珍しく、有名な場所のお話です。
もちろん、月面基地ではありません。
バルセロナから夜行バスで向かったのだが、あまり眠れなかった。
そのまま、グラナダ到着。
同じバスに日本人女性がいた。
彼女は中級ホテル、ボクは安宿。
行き先は違う。
晩飯の約束をした。
宿を決めるため、大きな荷物はバスターミナルの預かり所に。
ますは朝飯と、街を歩く。
てくてく歩いていると、英語を話すスペイン人に話しかけられた。
スペインに来てから、町中で英語が通じた事がない。
何だか嬉しくて、彼と公園に行き、一緒にビールを呑んだ。
昨日から何も食べてない。
1本、呑みきった。
2本目に入った。
昼まで覚えてる。
気付くと翌朝。
知らないホテルの一室。
財布を見た。
何も盗まれてない。
メガネがない。
柄が折れたサングラスが転がってる。
もう一度、探す。
メガネはない。
ホテル代を払う。
レセプションも困惑顔。
気恥ずかしいので、何も聞かずに外に出た。
ここ、どこだ?
とにかく歩いた。
そのうち、知ってる場所に出た。
ご飯を食べる気もしなかったので、カフェでコーヒーを飲んでた。
何が起きたのか考えた。
酔いつぶれたことしか分からん。
何も盗まれてないから、昨日のスペイン人に悪意があるとも思いにくい。
もう一度、財布を見た。
覚えのないレシートがあった。
シティバンクからお金をおろしたレシートだ。
カード番号もボクのだ。
日時は、昨日の夕方。
全く記憶にない。
だいたい1万円くらいおろされてる。
もちろん、そのお金は財布にはない。
財布のお金はなくなってない。
考えられるのは、昨日のスペイン人。
でも、暗証番号がなければ・・・。
でも、全く記憶にない。
でも、オレ教えたんだろうなぁ。
でも、なぜ、1万円だけ???
分からない。
偶然、昨日約束した女性が通りかかった。
彼女は、約束の時間、場所に来なかったボクを心配していた。
そりゃそうだろう。
類末を話した。
彼女が言えるのは、とにかく体に何もなくて良かった、、、
ボクもそう思う。
彼女と、ランチを一緒にした後、別れてアルハンブラ宮殿に行った。
当然、メガネはない。
なんかフワフワしてる。
よく見えない。
前の方で、手を振ってる人がいた。
ん?彼女?
バルセロナで同じ宿だった旅行者だ。
彼にも類末を話した。
「なんか、ぼ〜っとしたタイプだから気をつけなよ」
うん、何度か日本でも言われた。
後日、コルドバでメガネは作りました。
クレジットカードの不正使用もありません。
アルハンブラ宮殿から市街地
なんでか、アルハンブラ宮殿の写真がありません・・・。
バルセロナ→グラナダ(バス)8,055 Pst/約5,316円
グラナダ→コルドバ(バス)1,540 Pst/約1,016円
Granadad Hotel 2,000 Pst/約1,320円(1泊分/シングル)
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