2010年11月26日金曜日

ラダックの話その15〜デリー後編

さーて最終回です。

2010年10月12日


窓から入ってきた日の光で起きる。
なんて健康的。
ホテルの窓から
ただ、
この窓、ガラスが一枚ない。
そこから窓の鍵開けて部屋に入れそう。
それでも日中、ボクはPCの充電してたりしてる。
ちょっとこれはインドなめ過ぎ。

7時半にホテルを出る。
デリーの街は活動を始めている。
ひとつの目的を果たしにニューデリー駅へ。
時刻表をゲットしたい。
構内は人がいっぱい。
見渡しても、インフォメーションカウンター的なものは見つからない。
ここでも、土嚢が積まれてデカい銃が即応戦出来る状態に。
下手なことしたら、エラいことになる。
あちこち行ったが、売ってそうなところは見つからない(鉄道会社が発行しているのでキヨスク的なところで売ってるものでもない)。
時間も勿体ないので、時刻表は断念。
聞ける人もいないし。
駅前で朝食。20ルピー(40円)。
また駅前の食堂街へ。
そこで朝食。

ニューデリーのメトロの駅へ。
気になってたこと。
メトロの路線図が空港までつながってる。
空港にもメトロの表示があった。
空港までメトロで行けたら安くあがる。
でも、路線図じゃ営業してない風な書き方。
聞いてみると、やっぱまだ営業始まってない。残念。

最初の目的地は、バハーイ教のロータステンプル。
メトロは本当に便利。
メトロがない頃であれば、タクシーか何時間も掛けてバスを探して行くしかないのだが、メトロなら近くまで行ける。
Iskcon Temple

メトロの駅からロータステンプルに向かう途中、空港でもらった地図に載ってたIskcon Templeに寄る。
門は閉まってた。
残念。

バハーイ教
http://ja.wikipedia.org/wiki/バハーイー教
ここに出てるイスラエルの本部に行ったことあるけど写真がない。

ロータステンプル
ロータステンプルに着くと、長蛇の列。
観光地として人が集まってる様子。
観光客向けの巡回バスもあったし。
ロータステンプル

案内や整理をしてる人たち、インド人ぽい人ももちろん多いけど、欧米人も多い。
イスラエルから来てるのだろうか。
平易な英語で説明を受けた後、中へ。
中は空洞。というか巨大な空間。
そこにしばらくいるだけといえば、いるだけ。
しばらくその空間を楽しんだ(?)あと外へ。
簡単なリーフレットが配られてた。
ないだろうなと思いながら、係の女性に「日本語のはありますか?」と聞くと、
「ちょっと待ってて」と、リーフレットが積まれた棚へ。
あるんだ。
でも、なかなか見つからない様子。
いろんなのを見ては、違うと戻す。
パッと見て、日本語って認識するのも難しいだろうし。
別の女性が、どうしたの?って感じでやってきて、ある束から一枚を抜いてボクへ。
すげ。



Bara Gumbad

メトロに乗って、Lodi Parkへ。
なにか興味あった訳でなく、昨日空から古そうな建物があるのが見えたから。
Lodi Parkで、古いイスラーム系王朝の墓やマスジドを見学。
Lodi Parkを出たら、シーク教徒のおじさんリキシャドライバーが待ち構えてた。
んじゃあ、プラナキラー(古い城跡)までお願いします。
おじさん、「プラナキラーのあとはどうするんだ?」と。
「ご飯食べて、、、考えてません。」ホントは考えてたけど。
「グッドレストランがある。そこに行こう。それにプラナキラーは高い。もっと素晴らしいものが見れるところに連れていってやろう」と。
また、土産物屋軟禁コースですかwww
謹んで辞退させていただきました。
プラナキラーに着くと、
「待ってなくていいのか?」と。
「はい、ノープロブレムです」ボク。
Khairul Manzil Masjid

プラナキラーの前にある16世紀に建てられたマスジドを見学。
プラナキラーへ。
入る前に昼食。
飲み物と合わせて47ルピー(94円)

プラナキラーの門

プラナキラー、まあ公園ですね。
ザッと回って終わり。

さて次は、
昨日空から見た日本山妙法寺の仏塔へ。
タクシーで行くことも考えたけど、なんか歩いてみたくなったので徒歩で向かう。
うーん。
ちょっと遠い。
やめておけばよかった。
かなりしんどい。
Vishwa Shanti Stupa

30分歩いて到着。
人は見当たらない。
まあそういうもんか。
一回りして、
リキシャに乗ってメトロの駅へ。
メインバザールのラッシー屋さん

メトロでメインバザール近くまで。
このあたりを回るつもりだったけど、かなり疲れてたのでラッシー飲んで休憩することに。
外国人向けなのだろう。
いろんなメニューがある。
んじゃあ、バナナラッシーちょうだい。
すると、ラッシー屋の男性、子供にお金を渡してなにやら指示。
しばらくすると、子供はバナナ2本持って戻ってきた。
都度調達ですかw
チャンドニーチョークのスネリマスジド


さて散策。
と行きたいとこですが、ちょっと歩くのがいやに。
木陰で休んでたけど、ここらの散策はやめる。
メトロに乗って、再びチャンドニーチョークへ。
昨日とは違うあたりを回る。
17世紀に建てられたマスジドへも。
見学してたら、近くにいた男性が「ネパールから来たのか?」と。
「いいえ、日本からです」ボク。
「それはすまない。あなたはネパール人に見える」彼。
「多くの人がそう言いますよw」ボク。

そのあと、ザクロジュースを飲んで休憩。
そして歩いてホテルへ。
途中、マスジドをいっぱい見かける。
始めは都度写真を撮ってたのだが、キリなくなってきたので、途中でやめる。
デリーはイスラームな街なのを再確認。
チャンドニーチョークのMasjid Shahi Bagh Wali

ホテルに戻る前に、駅前のタクシースタンドへ。
22時に迎えに来てくれるよう依頼。
アンバサダーなので、来た時より少し高くて300ルピー。
向こうの言い値。
吹っかけた額でもないので、そのまま承知。

ホテルで一休みした後は、少し買い物。
そしてネットカフェへ。
必須のディベートの書き込みのため。
そしたら、書き込み期限が伸びてた。
ボクがインドにいるのを知って気を使ってくれたのか。
だとしたらありがとうございました。
考えもまとまってなかったものですから助かりました。

香港で買ったロンプラのインド編、デリーに来てからほとんど開いてません。
もらった市内地図で充分。
なによりメトロマップが助かりました。
ロンプラじゃ追い切れてなかったし。
なので、ロンプラは奇麗な状態。
じゃあ、重いし売ってしまおうと古本屋へ。
3000円くらいしたから1000円(500ルピー)くらいは欲しい。
店頭に同じロンプラの新本が。
あ、、、これは難しそうだな。
ボクの本をパラパラ見た店主、角のヨレを指摘しながら「250ルピー」と。
ふう。
そんなもんか、じゃあいいです。と退店。

駅前のチャイ屋で一休み。
ここらには旅行会社も多いので、これからどうするんだ?どこに行くんだ?って声がかかります。
チャイ屋の横の道ばたに座り込んでチャイをすすってたら、チャイ屋の隣の旅行会社の人が、そんな声をかけてきました。
今夜帰ります。と答えたらすぐに「そうか」と退散。
しばらくして彼、
「Where are you from?」とボクに。
「from Japan」ボク。
他の人と何やら話す。
またボクに、
「Which coutry?」と。
「Japan」ボク。
また他の人と何やら話す。
そしてボクに、
「Which coutry?」と。
「ジャパン」ボク。
他の人と何やら話す。
さすがに納得したらしい。
どんな会話が行われたか想像はつきますけど。

最後の晩餐は盛大に行きたかったけど、暑くて疲れてたので軽く。
インド最後のご飯、エッグマサラ。70ルピー(140円)。


ホテルに戻ってタクシーを待つ。
ほぼ22時。
迎えにきた。

タクシーは夜のデリーを空港へ。
行きは気にならなかったけど、交通マナーはやはり日本と違う。

空港到着。
チェックイン。香港からの搭乗券も渡される。
デリー→香港はJet airways、香港から成田はJAL。
搭乗券まで渡されるのはちょっと想定外。
そして免税店へ。
マールボロライト1カートン17USドル。
列に並んで購入。
と、うまくいかず。
20USドル渡したらお釣りがないって。3USドルが?
他の通貨はないか?って。
日本円ならある。と伝えるがそれじゃダメだって。
レジの男性、スタッフに頼んで他の免税店で両替してもらうことに。
待たされる。
その、両替に走った男性を観察していたのだが、断られ続ける。
いくつもの店に断られること数軒、やっと戻ってきた。
ユーロだったらあったみたい。

時間はあるので他の店ものぞく。
本屋で面白そうな本があったので2冊持ってレジへ。
ルピーもUSドルも充分になかったのでクレジットカード払い。
そしたら、今システムダウンしてると。
ふう。
空港もいろいろインドクオリティー。
本は断念。

ほぼ定刻にデリーを出発。
深夜だけど機内食が。

2010年10月13日

翌朝、香港到着。
乗り換えは2時間。
まあ余裕。
お腹すいてないけど、香港ドルもあるし中華な朝食を。


成田行きの飛行機の中で、
ジャッキーチェンのベストキッドを視聴。
うーん。予定調和。

夕方、成田到着。
税関もあっさり。大人になるって素晴らしい。
携帯の電源を入れる。
メールが数十件。
ほとんどがジャンクメール。
でも仕事のメールが。
急遽、4時半から研修入ったんだけど来れる?と。
今は4時過ぎ。
4時半から鎌ヶ谷。
タクシー飛ばせば行けるか?
いや、やめておこう。
「今着いたんで無理っす」と返信。

帰路を検索すると、やはり京成スカイアクセスが早い。
なので行きと同じそのルートを。
途中の松屋でご飯して6時過ぎに帰宅。

終わり。

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