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2010年10月7日
パスポートも戻ってきているので、今日は遠出。
8時にはゲストハウスを出ました。
なので、いつもの朝食は取らずに前日買っておいたクッキーと水が朝ご飯。
朝食のクッキー |
昨日と同様、目があった壮年のドライバーの車に決定。
車はいつものMARUTI SUZUKIの小型ワゴン。
目指すはリキル、サスポル、リゾン。
レーの街を出て西に向かう。
最初にムルベクに行った時と同じ道。
前の時は、夜明けで見えなかったところも当然良く見える。
インド軍の基地の脇を通る。
ドライバーさん、基地を指して、
「毎日カシミールにトラックが向かってる。」
「毎日?」
「イエス」
平和は遠い。
ザンスカール川とインダス川の合流 |
ニンムー |
ご馳走になった。
上客なんだろうな。
ツィガル・ナラ |
ツィガル・ナラでトイレ休憩。
ここから街道を逸れて山道に。
ところどころザックり削られた跡。
8月の鉄砲水なんだろう。
リゾンゴンパ参道 |
ドライバーさんは仏教徒。
一緒に来て、あれこれ連れ回してくれる。
鍵が閉まってたら、僧侶を呼んできてくれて開けてくれる。
ひとりだったらこうはいかない。
ドライバーさんは敬虔な仏教徒なのだろう。
見学しているボクの横で熱心に祈っている。
日本式でボクもお祈りを。
リゾンゴンパから。 道に沿って鉄砲水が流れたぽい。 |
大きく削られた跡がそこら中に。
建物は山の斜面なので無事に見えるけど、山門のあたりや道路は砂利だらけ。
リキル・ゴンパの山門。 元々は全て彩られてたはずだけど、鉄砲水のしぶきで柱の半分以上泥が被ってるのがわかる。 横から見るとその半分くらい。 水位はこれ以下だろうけど、ここまで飛沫があがる勢いの水が襲ったということ。 |
リゾン・ゴンパ |
リゾン・ゴンパの後は、
サスポルへ。
数日前に行ったアルチのインダス川を挟んだ対岸の村。
ここにもキレイな壁画が残っている岩窟寺院があります。
ドライバーさんにそこに行きたい旨を伝えるのだが、彼は知らない。
サスポルの村に着いたところで、ドライバーさんが村の人に聞いてくれた。
街道から村を越えた山の方にあると。
了解。
車は入れないからひとりで行くことに。
道はない。
あるんだろうけど、気づくと畑の脇を歩いてる。
山まで来た。
看板なんてないけど、山の斜面にポコポコと穴が開いてる箇所が。
それっぽい。
ホントは聞いてから登りたいけど、人はいない。
そして、そこが正解。
人はいない。
いくつかの窟は吹きっさらしなのだが、ひとつだけドアがある。
そのドアを開ける。
壁画が残ってる岩窟寺院の扉 |
火が焚かれてる。
人はいないが、全く打ち捨てられているわけではないらしい。
朝に村の人が供えていくのかな。
聞ける人もいないので不明。
すごい。
アルチもすごかったけど、ここもすごい。
アルチは写真不可だったけど、ここはフラッシュ焚かなければオッケー。
ここも来てよかった。
タクシー走らせた甲斐がありました。
それくらいすごい。
そこの動画。
岩窟ゴンパからサスポルの村 |
堪能した後、
車が待ってるところに戻る。
ドライバーさんにジュース買ってもらった。
次はリキル・ゴンパ。
リキルゴンパ遠景 |
入ろうとしたら、僧侶に追い出された。
クローズだって。
昼休みか?
リキルゴンパの大仏 |
しばらく待ったけど、開く気配はない。
まあ、いいかと見れるところだけ見て移動。
リキルゴンパの立体曼荼羅 |
レーに向かうのだが、途中のグルラカンに寄ってもらう。
グルラカンはシーク教の伝承の地。
なので、建物的には面白みはないけど、シーク教徒がいっぱい祈ってる。
ボクは異教徒だから、隅っこで遠慮がちにしてたけど、よく見るとヒンドゥー教徒っぽい家族とかがボクのような観光で来てる。
グル(シーク教の導師)も当たり前のように接している。
多民族国家の一面を見た。と言っていいのか?
午後4時ころ、レー到着。
チップ込みで2800ルピー支払い。
いい客だったでしょ?w
ちゃんと食べるには変な時間だったので、ジャーマンベーカリーでケーキとコーヒー。
街中を散歩してるうちに暗くなったので、ご飯。
西洋人旅行者に話しかけられた。
ヌブラに行く予定はないか?パーミットに申請で人が足りないんだ。って。
カルドン・ラに行くけど、もうパーミットは取りました。と答えると。
どうやって?と聞くので、旅行会社に依頼したと答える。
ふーむ、といった様子でその後の会話無し。
メニューによればZira Fried Rice。Ziraってなんだ? |
そして10/7が終わる。
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