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2010年10月10日
実際に観光出来るラダック最終日。
朝もまったりと起床(時間は覚えてない)。
いつもの日課、
ジョカンに行ってコルラしてから、いつもの店に行って朝食。
ホントにいつも行ってた。
いつも外で食べてた。寒いけど中は禁煙だから。
でも、
灰皿は頼まなければ持って来てくれない。
で、
しょっちゅう忘れられるので、改めて頼んだり自分で取りに行く羽目に。
でも最終日の今日、
ボクが席に着くと、メニューと一緒に灰皿が。
うーん♪
最後の日になんてイカす計らい。
つーか、やっと分かってくれたかw
もぐもぐと食べてたら、昨日ご一緒させていただいた日本人旅行者の方が。
彼女はこれからも旅が続きます。
昔、ボクも何度か短期旅行者にご馳走になったことがあったので、こういうときはご馳走するように決めてます。
まあ、100円ちょっとの話ですからw
彼女はこれからNGOの植林キャンペーンに行くそうです。
話によれば8000人集まると。
そんな集まるわけないじゃないですかーと言うと、
そうですよね。。。と彼女もやや疑ってる様子。
それでも約束してるからということで、ここでお別れ。
またどこかで会えるといいですね。
今日は東の方の、チェムレ、ヘミスに行く予定。
いつものタクシースタンドに向かいます。
で、
いつものように目が合った壮年のドライバーに決定。
この日もムスリムの方です。
まずはチェムレへ。
チョグラムサル、シェイ、ティクセ、スタクナ、見覚えのあるところを過ぎてしばらくすると、軍の基地らしき場所に。
その脇を抜けたら街道を左に入って舗装の悪い道へ。
今日はスズキの小型ワゴン。
昨日までのランクルに比べたら乗り心地は格段に落ちます。
しばらく小川沿いを走ってると、トラックが道を塞いでます。
通り抜けられるような道ではありません。
ドライバーさん、車を止めてトラックの方へ。
トラックドライバーと話をします。
戻ってくると、
チェムレには行けない。故障したトラックが直る見込みはない。的なことをボクに伝えます。
まあ、そういうことなら仕方ない。
諦めて来た道を戻ります。
小川の対岸をRV車が走ってます。
あれ?っと思ってましたが、途中で壊れた橋が。
鉄砲水で流されたのかな。
RV車は渡れても、小型ワゴンじゃ無理か。
そろそろ、同じようなものを見るのに飽きてたこともあって、そんなに惜しいとか思う気持ちは湧いてきません。
ちょっと刺激が少ないのですよ、シーズンオフのラダックは。
これまでも思ってたことなのですが、
こっちの車、今んとこ全部マニュアル車なのですね。
マニュアル車ですから、カーブとかで減速したら適当なシフトに変えるもんじゃないですか。
でもですね、
こっちのドライバーさん、例えば小型ワゴンで4速でカーブに侵入したとしたら、そのまま4速で走るのです。
だから、回転が落ちちゃって立ち上がりが非常に遅い。
普段のボクが、そういうときひとつ落として侵入して、グッと踏みながら曲がるもんですから、えーちょっとちょっとぉ〜って感じになるのですよ。
まあ、ガソリン代も高いですから、省エネ走法なのでしょうね。エコエコ。
街道を越えてヘミスに。
ここのゴンパ(僧院)が一番華やかという話。
だったのですが、
クローズしてたのです。
寺男さん、ボクが入ろうとしたら「トゥデー、クローーーーズ!」って。
えー
さすがに残念。
ふう。
僧院がクローズってのがよくわからない事態だけど、入れないのは仕方ない。
じゃあ、周辺だけでも見ようかなと歩いてたら、欧米人ツーリストが車でやってきました。
寺男さん、彼らにも「トゥデー、クローーーーズ!」と。
「ホワーイ?」ツーリスト。
「トゥデー、クローーーーズ!トゥーオクロック、オーーープン!」寺男さん。
ん????
二時に開く???
その後も、ツーリストの一団は寺男さんと話そうとしましたが、疎通は難しい様子。
今はまだ11時。
2時に開くとしても3時間待ち。
ふう。
もういいや、帰ろッと。
やっぱり飽きてきてるようです。
ヘミスから街道に戻る途中、離れたところで車、人がいっぱい集まってるのが見えました。
そういえば、
NGOの植林キャンペーンってヘミスの近くって言ってたな。
多分、あれがそう。
8000人はいないっぽいけど、数千人はいそう。
これだけの人、どこから現れたんだろう。
ドライバーさんに、あっちに行って欲しいとお願いしたんだけど、あっちはフェスティバルで通れないと。
行くだけ行ってよ、とお願いするのだが、気が進まない様子。
交通整理の人にも聞いて、通れないって。
オーケーオーケー、じゃあいいよ。
レーに帰ろう。
スタクナを過ぎてティクセの集落を通り抜ける。
集落だから人がいるし、家が並んでいる。
ある家の前に人が立ってた。
ボクが乗ってる小型ワゴンが通り過ぎる。
その刹那、その人と目が合った。
昨日、おとといのタクシードライバー、セイ氏だ。
そういえば、ティクセに住んでるって言ってたな。
セイ氏も気づいた様子。
ボクは手を振るが、窓が閉まってたので車内から。さすがにセイ氏もそれは気づかなかった様子。
小型ワゴンは結構なスピードで走ってたので一瞬の出来事。
ドライバーさんに、昨日乗ったタクシーのドライバーがいたよ。と言ってみるがあまり興味ないみたい。
セイ氏、この日は休みか。
だから、昨日、今日の予定を聞いてこなかったんだな。妙に納得。
レーに到着。
チェムレ、ヘミスを回る料金で話がついてたけど、実際はヘミスしか行ってないからヘミス往復分だけ払う。
ごねるかな?って思ったけど、仕方ないって風でそのまま受け取る。
車内で、明日デリーに向かうってことは話してた。
便数が少ないので、ドライバーさんも空港に行く時間は承知。
明日、迎えに来るけどいいか?って。
こっちも助かりますw
5時半に約束して、ゲストハウスまで送ってもらう。
まだ昼過ぎ。
まあ、最後のレーの街を楽しむことにしよう。
まずはご飯。
平麺のチベットうどん、テントゥク。油揚げみたいに乗っかってるのは卵焼き。
その後は、
街の東の方へ。
ボクが住んでる(?)あたりは緑が多いけど、東のほうに行くと緑はほとんどない。
外国人はあまり来ないっぽい。
名前の分からないチベット寺院や、マスジドがあったりしてとても興味深い。
たまには観光ルートから外れなきゃなのです。
地図に火葬場とあったので行ってみた。
ラダックの仏教徒は、火葬にした後、灰は撒いちゃうらしいのですが、川や山だけでなく火葬場のまわりにも撒いちゃうとか書かれてるものもありました。
ここにも撒かれてるのかな?
火葬場のまわりで昼寝してる犬の群れを見てると、なんか考えたくないことも考えちゃったり。
昼寝してる犬、
レーの町中至る所で見れます。
昨夜のように、夜は元気なのですが昼はほとんどの犬が道ばたや空いてるスペースで寝てます。
狂犬病の注射なんてしてないだろうから、咬まれたら一大事なのでしょうが、昼間はおとなしいもの。レー市民とも共存しているように見えます。さすがに往来のど真ん中に寝てたり、仕事の邪魔だったら追っ払われてますが、それでも叩かれたり蹴られたりしてるのは見たことないですし、それに、起きて歩いてる犬が歩いてたら、人に道を譲ってくれますから。
チベットの仏教観だと、犬ってどういう扱いなんだろう。
日本だと、代表的畜生みたいな見方もあるけど。
チベットの仏画には六道輪廻図なんかもあるようだから、そう遠からぬ見方がありそうな気も。ま、想像ですが。
さて続き。
チャイ屋を見つけたのでチャイを一杯。
繁華街から外れてたので、値段が気になるところ。
ですが、7ルピー。
変わらないのね。
そうこうしているうちに夕方。
最後ですから買い物もしたい。
メインバザールの土産物屋何軒か回ってヤギと綿のマフラー、お面をゲット。
自分のためにw
暗くなって寒くなったのでゲストハウスへ。
明日は早いので7泊分の支払い。
ご主人、何泊した?って。
ここ、宿帳も書いてないしイージー過ぎるwww
7泊分1400ルピー(約2800円)払ったあとはネットカフェへ。
さすがに受講しないとマズいので、顔認証にトライ。
持ち込んだチビPCにLANケーブル挿して、明るい角度を求めてアッチ向いたりコッチ向いたり。
1分もしないで認証。
おお。ラッキー♪
とりあえずひとつ受講完了。
ここのネットカフェ、お茶をかならず出してくれるんです。
そのお茶が、シナモンの入ったブラックティー。
カシミールの方なのですね。
店主、客がいないとゲームしてたり(通りからそんな姿を良く見かけた)、ボクと目が合うと手を振ってくれたり、寡黙だけど感じのいい人。
ボク、明日デリーに行きます。と伝えたら、おお、そうかそうかと握手。
場所代まけてくれたりはしなかったけど。
晩ご飯食べて、
早めの就寝。
夜も早くて退屈な街だったけど、一週間もいると愛着が湧いてくる。
もう少しここにいたいな。。。
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