2010年10月26日火曜日

ラダックの話その2〜デリー到着編

夜の11時過ぎにデリー到着。
噂通りの新しいキレイな空港。
インドの方が、ここを通って日本に来たとしても成田到着時に日本が先進国だなんて思わない方もいそうなくらいキレイな空港。
レー行きは朝6時10分。
ホテルに泊まるのはバカバカしいので、空港で朝まで過ごすことにする。

2010年9月29日

入国審査はあっさり。
質問など全くなし。
インドの入国審査は4回目。
ネパールから入った時もいろいろ会話した。
バングラデシュから入った時も会話した。
カルカッタの空港はどうだったっけ?覚えてない。
何にしても、
話好きなインド人らしくないなって感想。

荷物をピックアップして、ロビーに出てみる。
お迎えの人がいっぱい。
一様に、名前の書かれたボードを持ってみなさん待ってる。
当然、ボクの名前なんかはないのですが、
いろいろやってくるんだろうな〜と身構える。
が、
皆、チラッとは見るものの声を掛けてくる人はいない。
んー
なんか拍子抜け。
タクシーやらが止まってる外にも出てみる。
人はいっぱいいる。
が、
だれひとり声を掛けてこない。
昔、インドを旅行した時、
デリーから入ってトラブルなかった人の話を聞かなかった。
出入りするんならカルカッタの方がいいよ。ってよく聞いた。
11年前の話とはいえ、その話が頭の片隅にあるが故の緊張を伴った第一歩だったのに、だれひとり声を掛けてこない。
許可された人しか入れないってのは容易に想像付くんだけど、ここまで完璧に管理された空港ってのも初めて。
別の意味で恐ろしさを感じる。

入国審査の手前に喫煙所があったので、そこで一服していた。
そんな空港も珍しい。
そろそろ一本吸いたくなる頃。
喫煙所を探す。
ない。
端から端まで歩いて探す。
ない。
空港職員らしき人に聞いてみる。
が、
ここには吸う場所はないとのこと。
チェックインして中に入れば喫煙所はあるけど、外にもロビーにも吸う場所はないとのこと。
むむむぅ。
インドが宗教的に喫煙に寛容でない面があるのは知っていたが、ここまでとは・・・(いや、多分宗教は関係ない)。
チェックインはまだ出来ないし、仕方ないので、ヒューマンウォチングも兼ねて、多分同じく朝のフライト待ちのみなさんと一緒に外に座り込む。
が、
すぐに飽きちゃったので少しふらふらと歩いてみる。
ふと目に入ったのが、
柱の下で煙草を吸う警備の軍人さん。長銃を肩に掛けて一服中。
なーんだ
ってことで同じ柱のところで一服。
何本も吸える雰囲気ではないので一本のみ。

午前3時。
そろそろカウンター開いたりするかな?とロビーに入ってみることにする。
入口で航空券とパスポートを提示。
入口警備の軍人さん、
ここじゃないよ、と。
え?
君のフライトはターミナル1D。あそこから出るシャトルバスで移動しなさい。と。
ここはターミナル1。
同じだと思ってた。。。

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シャトルバスの運転手さんに、ターミナル1Dに行きますか?と聞くと、行くとの返答。
ホテルじゃないのか?と何度も念を押されたが、もちろん違うのでそのままシャトルバスに乗車。

ボク以外にもうひとりを乗せてバスは出発。
バスはターミナルを出る。
すぐ着くのかと思った。
が、
バスは車通りのある大きな道を進む。
あれ・・・なんかやり取り間違えてホテルに連れていかれるのか?
まあ、時間はかなりあるからどこに行ったとして戻れるやと楽観。
10分くらいでターミナル1Dに。
一度外に出て、大回りで来たみたい。
ちょっとスリルがあって楽しめた。

ここは国内線のターミナルぽく、人はまばら。
煙草吸える雰囲気じゃない。
お腹すいたので、ロビーのカフェでインド初食事。
つっても、チャイとサンドイッチだけど。
サンドイッチ、マサラ味。
おー来たんだねーって感慨深いものが。
が、
チャイはティーバッグ。
んー
そっか・・・

5時になった。
いつの間にかカウンターが開き、チェックインが始まってる。
出遅れた。
せっかくヒマラヤ上空を飛ぶのに席は通路側。
残念。

荷物を預けて身軽になって中へ。
そのまま喫煙所へ。
そんな話ばっかだ。

家を出て25時間ほど。
レーにはまだ着かない。
ここの写真もない。


ラダックの話その3


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