2010年11月26日金曜日

ラダックの話その15〜デリー後編

さーて最終回です。

2010年10月12日


窓から入ってきた日の光で起きる。
なんて健康的。
ホテルの窓から
ただ、
この窓、ガラスが一枚ない。
そこから窓の鍵開けて部屋に入れそう。
それでも日中、ボクはPCの充電してたりしてる。
ちょっとこれはインドなめ過ぎ。

7時半にホテルを出る。
デリーの街は活動を始めている。
ひとつの目的を果たしにニューデリー駅へ。
時刻表をゲットしたい。
構内は人がいっぱい。
見渡しても、インフォメーションカウンター的なものは見つからない。
ここでも、土嚢が積まれてデカい銃が即応戦出来る状態に。
下手なことしたら、エラいことになる。
あちこち行ったが、売ってそうなところは見つからない(鉄道会社が発行しているのでキヨスク的なところで売ってるものでもない)。
時間も勿体ないので、時刻表は断念。
聞ける人もいないし。
駅前で朝食。20ルピー(40円)。
また駅前の食堂街へ。
そこで朝食。

ニューデリーのメトロの駅へ。
気になってたこと。
メトロの路線図が空港までつながってる。
空港にもメトロの表示があった。
空港までメトロで行けたら安くあがる。
でも、路線図じゃ営業してない風な書き方。
聞いてみると、やっぱまだ営業始まってない。残念。

最初の目的地は、バハーイ教のロータステンプル。
メトロは本当に便利。
メトロがない頃であれば、タクシーか何時間も掛けてバスを探して行くしかないのだが、メトロなら近くまで行ける。
Iskcon Temple

メトロの駅からロータステンプルに向かう途中、空港でもらった地図に載ってたIskcon Templeに寄る。
門は閉まってた。
残念。

バハーイ教
http://ja.wikipedia.org/wiki/バハーイー教
ここに出てるイスラエルの本部に行ったことあるけど写真がない。

ロータステンプル
ロータステンプルに着くと、長蛇の列。
観光地として人が集まってる様子。
観光客向けの巡回バスもあったし。
ロータステンプル

案内や整理をしてる人たち、インド人ぽい人ももちろん多いけど、欧米人も多い。
イスラエルから来てるのだろうか。
平易な英語で説明を受けた後、中へ。
中は空洞。というか巨大な空間。
そこにしばらくいるだけといえば、いるだけ。
しばらくその空間を楽しんだ(?)あと外へ。
簡単なリーフレットが配られてた。
ないだろうなと思いながら、係の女性に「日本語のはありますか?」と聞くと、
「ちょっと待ってて」と、リーフレットが積まれた棚へ。
あるんだ。
でも、なかなか見つからない様子。
いろんなのを見ては、違うと戻す。
パッと見て、日本語って認識するのも難しいだろうし。
別の女性が、どうしたの?って感じでやってきて、ある束から一枚を抜いてボクへ。
すげ。



Bara Gumbad

メトロに乗って、Lodi Parkへ。
なにか興味あった訳でなく、昨日空から古そうな建物があるのが見えたから。
Lodi Parkで、古いイスラーム系王朝の墓やマスジドを見学。
Lodi Parkを出たら、シーク教徒のおじさんリキシャドライバーが待ち構えてた。
んじゃあ、プラナキラー(古い城跡)までお願いします。
おじさん、「プラナキラーのあとはどうするんだ?」と。
「ご飯食べて、、、考えてません。」ホントは考えてたけど。
「グッドレストランがある。そこに行こう。それにプラナキラーは高い。もっと素晴らしいものが見れるところに連れていってやろう」と。
また、土産物屋軟禁コースですかwww
謹んで辞退させていただきました。
プラナキラーに着くと、
「待ってなくていいのか?」と。
「はい、ノープロブレムです」ボク。
Khairul Manzil Masjid

プラナキラーの前にある16世紀に建てられたマスジドを見学。
プラナキラーへ。
入る前に昼食。
飲み物と合わせて47ルピー(94円)

プラナキラーの門

プラナキラー、まあ公園ですね。
ザッと回って終わり。

さて次は、
昨日空から見た日本山妙法寺の仏塔へ。
タクシーで行くことも考えたけど、なんか歩いてみたくなったので徒歩で向かう。
うーん。
ちょっと遠い。
やめておけばよかった。
かなりしんどい。
Vishwa Shanti Stupa

30分歩いて到着。
人は見当たらない。
まあそういうもんか。
一回りして、
リキシャに乗ってメトロの駅へ。
メインバザールのラッシー屋さん

メトロでメインバザール近くまで。
このあたりを回るつもりだったけど、かなり疲れてたのでラッシー飲んで休憩することに。
外国人向けなのだろう。
いろんなメニューがある。
んじゃあ、バナナラッシーちょうだい。
すると、ラッシー屋の男性、子供にお金を渡してなにやら指示。
しばらくすると、子供はバナナ2本持って戻ってきた。
都度調達ですかw
チャンドニーチョークのスネリマスジド


さて散策。
と行きたいとこですが、ちょっと歩くのがいやに。
木陰で休んでたけど、ここらの散策はやめる。
メトロに乗って、再びチャンドニーチョークへ。
昨日とは違うあたりを回る。
17世紀に建てられたマスジドへも。
見学してたら、近くにいた男性が「ネパールから来たのか?」と。
「いいえ、日本からです」ボク。
「それはすまない。あなたはネパール人に見える」彼。
「多くの人がそう言いますよw」ボク。

そのあと、ザクロジュースを飲んで休憩。
そして歩いてホテルへ。
途中、マスジドをいっぱい見かける。
始めは都度写真を撮ってたのだが、キリなくなってきたので、途中でやめる。
デリーはイスラームな街なのを再確認。
チャンドニーチョークのMasjid Shahi Bagh Wali

ホテルに戻る前に、駅前のタクシースタンドへ。
22時に迎えに来てくれるよう依頼。
アンバサダーなので、来た時より少し高くて300ルピー。
向こうの言い値。
吹っかけた額でもないので、そのまま承知。

ホテルで一休みした後は、少し買い物。
そしてネットカフェへ。
必須のディベートの書き込みのため。
そしたら、書き込み期限が伸びてた。
ボクがインドにいるのを知って気を使ってくれたのか。
だとしたらありがとうございました。
考えもまとまってなかったものですから助かりました。

香港で買ったロンプラのインド編、デリーに来てからほとんど開いてません。
もらった市内地図で充分。
なによりメトロマップが助かりました。
ロンプラじゃ追い切れてなかったし。
なので、ロンプラは奇麗な状態。
じゃあ、重いし売ってしまおうと古本屋へ。
3000円くらいしたから1000円(500ルピー)くらいは欲しい。
店頭に同じロンプラの新本が。
あ、、、これは難しそうだな。
ボクの本をパラパラ見た店主、角のヨレを指摘しながら「250ルピー」と。
ふう。
そんなもんか、じゃあいいです。と退店。

駅前のチャイ屋で一休み。
ここらには旅行会社も多いので、これからどうするんだ?どこに行くんだ?って声がかかります。
チャイ屋の横の道ばたに座り込んでチャイをすすってたら、チャイ屋の隣の旅行会社の人が、そんな声をかけてきました。
今夜帰ります。と答えたらすぐに「そうか」と退散。
しばらくして彼、
「Where are you from?」とボクに。
「from Japan」ボク。
他の人と何やら話す。
またボクに、
「Which coutry?」と。
「Japan」ボク。
また他の人と何やら話す。
そしてボクに、
「Which coutry?」と。
「ジャパン」ボク。
他の人と何やら話す。
さすがに納得したらしい。
どんな会話が行われたか想像はつきますけど。

最後の晩餐は盛大に行きたかったけど、暑くて疲れてたので軽く。
インド最後のご飯、エッグマサラ。70ルピー(140円)。


ホテルに戻ってタクシーを待つ。
ほぼ22時。
迎えにきた。

タクシーは夜のデリーを空港へ。
行きは気にならなかったけど、交通マナーはやはり日本と違う。

空港到着。
チェックイン。香港からの搭乗券も渡される。
デリー→香港はJet airways、香港から成田はJAL。
搭乗券まで渡されるのはちょっと想定外。
そして免税店へ。
マールボロライト1カートン17USドル。
列に並んで購入。
と、うまくいかず。
20USドル渡したらお釣りがないって。3USドルが?
他の通貨はないか?って。
日本円ならある。と伝えるがそれじゃダメだって。
レジの男性、スタッフに頼んで他の免税店で両替してもらうことに。
待たされる。
その、両替に走った男性を観察していたのだが、断られ続ける。
いくつもの店に断られること数軒、やっと戻ってきた。
ユーロだったらあったみたい。

時間はあるので他の店ものぞく。
本屋で面白そうな本があったので2冊持ってレジへ。
ルピーもUSドルも充分になかったのでクレジットカード払い。
そしたら、今システムダウンしてると。
ふう。
空港もいろいろインドクオリティー。
本は断念。

ほぼ定刻にデリーを出発。
深夜だけど機内食が。

2010年10月13日

翌朝、香港到着。
乗り換えは2時間。
まあ余裕。
お腹すいてないけど、香港ドルもあるし中華な朝食を。


成田行きの飛行機の中で、
ジャッキーチェンのベストキッドを視聴。
うーん。予定調和。

夕方、成田到着。
税関もあっさり。大人になるって素晴らしい。
携帯の電源を入れる。
メールが数十件。
ほとんどがジャンクメール。
でも仕事のメールが。
急遽、4時半から研修入ったんだけど来れる?と。
今は4時過ぎ。
4時半から鎌ヶ谷。
タクシー飛ばせば行けるか?
いや、やめておこう。
「今着いたんで無理っす」と返信。

帰路を検索すると、やはり京成スカイアクセスが早い。
なので行きと同じそのルートを。
途中の松屋でご飯して6時過ぎに帰宅。

終わり。

ラダックの話その14〜デリー前編

このあたり

より大きな地図で ラダック2010 を表示


2010年10月11日

ラダックを離れデリーに出発する日。
5時に起床。
外は薄暗い。
5時25分にゲストハウスを出る。
門は閉まってるけど、空港に行くことは伝えてるので閂を外して外へ。
タクシーと待ち合わせた通りに出る。
一台の小型ワゴンが止まってる。
あれかな?
薄暗いからよくわからない。
一日数便のフライトは早朝なので、空港に向かうのはボクだけじゃなさそう。
すると、タクシードライバーが出てきて、乗れと。
ああ、ボクを迎えに来てくれたのですね。
荷物を後ろに乗せて助手席へ。
あ・・・ダッシュボードの装飾が仏教系。昨日の約束したドライバーはイスラームな装飾。
このドライバー、違う。
でも車は出発。
んー
もしかしたら、他の人を迎えに来てたのかもしれないし、早朝に出る旅行者を当て込んでたのかもしれない。
少なくとも、
ボクが昨日約束したドライバーに頼まれて代わりに来たとは考えにくい。
ムスリムだったらムスリムに頼むのが普通に思える。
だとしたら、ボクが頼んだドライバーさんは待ちぼうけか。
すんません。。。。

20分くらいで空港へ。
特に値段交渉しなかったけど、行きと同じ額で済む。
ほとんど同じ時間に2便出るので、6時前だというのに結構混んでる。
平屋の空港の建物に入る前にボディチェック。
チケットがないと入れません。
レー空港入口

ゆっくり進む列に20分くらい並んで中へ。
便名を聞かれて、そのカウンターに並んでる列に並ぶ。
ボクが乗る便は後に出るので、まだ来てない人も多いようでボーディングパスをもらうまではスムーズ。
荷物も預ける。
さて、
あと小一時間、やることはない。
喫煙所はない。
一度入ったら、理由がない限り出れない。
スナックバーが開いてたのでチャイを飲む。
15ルピー。
やはり空港プライス。

搭乗が始まる。
と言っても、飛行機は建物に横付けされてる訳ではないのでバスに乗る。
その前に、
自分の預け荷物の再チェック。
外に転がってる自分の荷物を改めて拾って、この荷物の持ち主がその飛行機に乗ることの確認。
うん、そうそう。昔カルカッタから乗ったときそれやった。
デリーから乗ったときにはなかったな。

席は窓側。
スピトクゴンパがよく見える。
写真をパチリ。
飛行機の中からスピトクゴンパ

飛行機は定刻を少し過ぎて離陸。
西へ飛ぶ。
下にはインダス川。

しばらくすると南に進路を変える。

人なんかほとんどいないだろうなーってヒマラヤの上空を飛ぶ。
ここでも写真をバチバチ。


機内食をいただいて、

段々、山に雪がなくなり緑も増えてきた。
そして平地が見え始める。
街も見えてくる。
だんだんと都会に。
高度も目に見えて下がってきた。
中央やや下がフマユーン廟
ど真ん中の白い三角が妙法寺の仏塔
おそらく

川が見えた。
ヤムナー川かな?もうデリーなんだなーと外を見ていたら目に入ってきたもの。
日本山妙法寺の仏塔ぽいものが見えた。
おおお、そういえばデリーにもあるんだった。
行きたいけど、どこにあるかわからないなーとは思ってた。
まさかこんな形で見つけるとは。これも縁。
あれがヤムナー川で、多分あれがフマユーン廟。
よし、だいたい位置はわかった。

数分後には着陸。
やはりタラップで飛行機降りて、空港ビルまではバス。
順調に荷物もピックアップ。
少々ルピーが心もとないので両替所を探す。
ホテル案内のおじさんに声を掛けられる。
「こんにちは」
お?日本語で声を掛けられるのも珍しい。
このおじさんに聞いてみよう。
「両替所はどこですか?」
「外にあるよ。」(日本語は「こんにちは」だけでした)
「ありがとう。」
「どこに泊まるんだ?」
「パハールガンジを考えてます。」
「パハールガンジ!あんな汚いところにか?2000ルピーでクリーンな部屋に泊まれるぞ。」
「あ、いや、いいです、ありがとう。」
それでも市内地図をもらいましたけど。

外に出る。
50ドル両替。
これだけあれば充分だな。
さて、
どうやってパハールガンジに行くか。
(パハールガンジとはニューデリー駅前にある安宿街。)
まあ、昔と違うからタクシーで行っちゃおう。
つか、情報ないからバスがあるかも知らないんですが。

建物の中にプリペイドタクシーのカウンターがあったので中に入ろうとしたら警備員に止められる。
「タクシーに乗りたいんだけど・・・」ボク。
「ほにゃほにゃ」警備員、なんか言って建物の端を指差す。
そっちに向かう。
「Cheaper Prepaid-Taxi」の看板。
ああ、そうですね。チーパーこそボクにふさわしい。

ここまでのボクのカッコ、レーのゲストハウスを早朝に出たまま。
ヤギウールのマフラーと綿のニットキャップこそ取ってたものの、Tシャツ、長袖Tシャツ、綿シャツ、スエット、ナイロンパーカー。
でもここは平地のデリー。
暑い。
建物の隅っこでいろいろ脱ぐことにする。
Tシャツと綿シャツだけに(カーゴパンツははいてます。念のため。)
しかし、一度パッキングしたバッグにこれらを詰め込むのは難しい。
土産の入った手提げバッグに押し込む。
タクシー待ちの時に撮った空港入口あたり

プリペイドタクシーのカウンターは長蛇の列。
30分くらい並んでやっとボクの番。
パハールガンジまで235ルピー(約500円)。
思ったより安い。

プリペイドタクシーも小型ワゴン。
んー
TATAのアンバサダーに乗りたかったな。
きっとチーパーじゃなくなるんだろうけど。

タクシードライバー、「どこのホテルだ?」と。
「決まってない。パハールガンジで探す」ボク。

タクシーは相当な交通量のあるキレイに舗装された道を進む。
インドの経済発展は本当だな。などと思いながら眺める。
コンノートプレイスの看板も見える。
11年ぶりのデリー。
ワクワクしてくる。
静かなラダックからなのでデリーの喧噪がなんとも楽しい。

だんだんと街が古い感じになってきた。
もうすぐだな、なんて思ってたら、タクシーはあるホテルの前に止まった。
「グッドホテルだ」と。
頼んでもないのに。
値段を聞くと800ルピー。
まだまだ安い宿はあるのは明白。
「ここ、パハールガンジ?」
「そうだ」タクシードライバー。
でも見覚え全くない。
まあいいか。
タクシーを降りて歩くことに。あっちがニューデリー駅っぽい。
そっちに歩く。
しかしホントに見覚えがない。
でもホテルはいっぱいある。
適当なホテルに入ってもいいが、ここがどこかわからないと困る。
何人もつきまとってきた。グッドホテルに連れていってやろう、と。
英語が話せる人はまだいい、つきまとってくる人の中には英語もままならない人もいる。
いろいろ詳しくこの時の感情を書いてしまうと、汚い表現が入ってくるので書かないけど、寒いところからいきなり暑いところに来たもんで、自分の所在がわかってない苛立ちとうっとおしさでイライラしてくる。
一方で、これがインドだよなとほくそ笑んでる自分もどこかに。

ホントに自分がどこにいるのかわからない。
ホントに見覚えのある場所に出ない。
困った。イライラも積もってくる。
つきまとってきた人にも、「ホテルはいいんだよ、ここはどこなんだよ」と英語だったり日本語だったり。
彼らも、あっちがニューデリー駅、それでそこにいいホテルがある。という感じでまともに教えてくれない。
くっそー
またここに来ちゃったよ。どこなんだよここは。
と、ふと、タクシーが出てくる方に目をやると、
そこには・・・ニューデリー駅の文字。
あ・・・ここ何度も通ってるし・・・そうそう、ニューデリー駅前はタクシーターミナルになってたわ・・・。
でも、この通り、こんな感じだったっけ?
てことは、あっちがメインバザール。
てことは、メインバザールもさっき通ったじゃんか。。。。
11年も前の記憶はあてにならないってことです。
30分のロス。

気持ちが落ち着いたところで、
少しはまともな英語を話す客引きについて行って、疲れちゃったのでそのホテルに決定。
「Hotel Shangri-La」300ルピー。漢字で書いたら香格里拉飯店か?ぷぷぷ
このあたりなら、11年前でこのレベルだったら200ルピーくらいかな。
チャイよりは上がってない感じ。

お腹が空いたので食事です。
ニューデリー駅の前に食堂が並んでるので、そっちに。
ニューデリー駅前
どの店も客引きに熱心。
腕をガシッと掴まれて、ヴェジもノンヴェジもタンドリーチキンもあるぞ、とか。
ああ、懐かしい。
11年前もこのあたりの食堂で腕掴まれたわw
そうそうこれこれ。
この強引な感じがインドなのです。ボクの中では。

そのなかの一件に入って食事。
ターリー(定食の意味)。30ルピー(60円)。
なーんかとっても楽しくなってきた♪
メインバザール

メインバザールに向かう。
入口に立って、やっとこんな感じだったのを思い出す。
入口ではボディチェック。
これは昔はなかった。
メインバザール

メインバザールを歩く。
道が広くなってる気がする。
旅行者向けの安食堂とかが見当たらない。
おっかしいな、と思いながら歩いてて気づく。
建物を一部壊して道を広げたみたい。
鉄骨剥き出しのビルがいくつも見える。
行政が強引なことをしたんじゃないかと予想。

あまりの変わり様に懐かしさをほとんど感じないメインバザールを抜ける。
そこにはデリーメトロの駅。
2002年に開業。
これに乗るのがメインイベントのひとつ。
RK Ashram Marg駅

窓口で行き先を伝えてコイン状のプラスティックの円盤をもらう。
むむぅ。
いろんなところの地下鉄に乗ったが、この手のコイン(ジェトン?)は一律料金の路線で使うはずなのだが・・・。
とりあえず、人についていく。
荷物をエックス線通して、金属探知機通ってボディチェックされてやっと自動改札。
すると、このコインをSUICAの要領で機械に当てるとゲートが開く仕組み。
なるほど、これはただのプラスティックの円盤じゃないのですね。
すごいな。
警備は本当に厳重で、軍人は多数。駅構内に土嚢が積まれて、その中から、弾が連射出来そうなごつい銃がこっちを向いてます。さすがに引き金に指は掛かってませんでしたが。

メトロといっても、パハールガンジの外れの駅は高架駅。
最初の目的地はアクシャルダム寺院。
空港でもらった地図に大きく載ってたので行ってみることに。

一度地下に潜ってコンノートプレイスで乗り換える。
ヤムナー川を越える前で地上に出て、橋で川を渡る。
最寄り駅を降りる。

この時、
デリーではCommonwealth Gamesという大会が行われてました。
Commonwealth、つまりイギリス連邦に属する国や地域が集まって行われるスポーツの大会です。アジア大会みたいなもの。
それで、町中の警備が厳重になってる模様。
そして、アクシュラム寺院の横にも会場があったもので警備もさらに厳重に。
実際、爆弾騒ぎもあったという話。

いくつかのセキュリティチェックを越えてアクシュラム寺院到着。
入場は無料。
荷物を預ける必要があります。
カメラも不可。携帯も電子音楽プレーヤーの持ち込みも不可。何回も携帯は?iPodは?って聞かれたけど持ってないものは持ってませんw
あと、ライターも不可。
バッグじゃなくてポケットに入れてたのを忘れてたのです。
荷物を預けた後の金属探知機に引っかかり没収。
一個しかないライターだったのに…。このあとはマッチを買って対処。

ここ、
ちょっと想定してなかった面白さ。
ヒンドゥー教テーマパークの様相を呈してます。
http://www.akshardham.com/
世界遺産がいくつもあるデリーですから、是非とも!とは言いませんが、見るものがなくなったら来てもいいんじゃないかと。
はい。その程度にはお勧め出来ます。

駅に戻りました。
Commonwealth Gamesの案内のブースがあって、そこに地図があるのに気づいてたんです。
それをもらいに行くと、係の女性、快くくださいました。
いろんなパンフレットもついてきたけど。

次はチャンドニーチョークへ。
オールドデリーです。
チャンドニーチョークのシーク寺院「Sisganj Gurudwara」

地下鉄を降りると、ごちゃごちゃしたデリーの下町。
んが、
やっぱ覚えてない。
記憶の風化も困ったものですが、再訪しても新鮮に見られるのはそれはそれで幸せなことなのかも。
ジャイナ教寺院「Shri Digambar Jain Lal Mandir」

道ばたのチャイ屋(やっぱ7ルピー)で一息ついてから世界遺産のラールキラー方面へ。
途中のジャイナ教の寺院に寄ってみる。
中の人、快く案内してくださいました。
シーク教、ジャイナ教、日本じゃ馴染みないけどインドじゃ結構います(神戸にそれぞれの寺院がありますね)。
ここのジャイナ教寺院の名前が、Shri Digambar Jain Lal Mandir。
Shriが多分、聖なる、みたいな意味。
Jainがジャイナ教。
Lalはラールキラー(Lal Qila)のLalだと思うから赤の意味。
Mandirは寺院だった覚えが。
じゃあ、Digambarは?ってググってみたら裸の画像がいっぱい。
なるほど、
その教義をどこまで実践するかは、それぞれの人の判断ってのは他の宗教と同じだけど、ジャイナ教は殺生を極端に避ける教えがあったはず。道を歩いてて、蟻はもちろん草木も踏まないとか。
そのなかで、衣類はなんらかの殺生が行われるから、服を着ない無衣派ってのがあるって読んだ覚えが。
そういう意味なのかな。
それ以上は調べてないけど。
まあ、
裸の人はひとりもいませんでした。
教えの実践も、現実社会と折り合いを付けなきゃならないでしょうしね。想像の域は出ませんが。
ラールキラーを外から

ラールキラーまで来ました。
タクシードライバーに声を掛けられます。
「ラールキラーは高い。同じような素晴らしいものを見せに連れていってやる」と。
ちょwww
それ、土産物屋に軟禁コースでしょwww
変わらないインドが突然現れてなんか嬉しい。
チャンドニーチョークのヒンドゥー寺院「Shri Gauri Shankar Mandir 」

ラールキラーは一度来てるので、外から見ただけでチャンドニーチョークに戻る。
大きなヒンドゥー教寺院の中も見せてもらってジャママスジド方面へ。
途中、モスクやヒンドゥー寺院がいくつも。
ジャママスジド

ジャママスジド到着。
またもボディチェック。
ボディチェックのゲートを過ぎて中に入ろうとした。
突然、厳しい調子で止められる。
靴を脱げと。
はい。すいませんでした。
靴を脱いだので入ろうとすると、また厳しい調子の声が飛んでくる。
今度はなんだ?と、声の主を見ると、英語で書かれた看板を指している。
カメラも持ち込みは300ルピー(うろ覚え)。
前にも来たし、写真は撮らないよ。と言うのだが、ボクの言葉は通じないようで、300ルピー!と鬼の形相でボクを睨みつける。
けっ、そこまでして見たくねえや、と靴を履き直して出る。
が、内心、
「ふふふ。そうそう、これもそう」と。
突然、なにかを笠に着たような居丈高な態度、これもインドの一面。
やっぱ変わらないところは変わらない。
さっきから、かなりインドの方に失礼な思いを心の中に抱いてしまってるけど、それはそれでボクの正直な心情。

チャンドニーチョークからニューデリー駅にかけての下町をうろうろしてたのだが、だんだん日も暮れ始めてきた。
歩きづめで疲れたので、サイクルリキシャで駅まで。


駅隣接のこぎれいなファストフードぽい店で夕食。
これで200ルピーは高い。

ホテルに戻って一休み。
そして、受講のためにネットカフェへ。
ただ、
ネットカフェがなかなかない。
あまり外国人観光客向けの地域ではないってもあるけど。
やっとみつけたのはホテルのロビーの一角のネットコーナー。
ボクのPCを使いたい旨を伝えるのだが、いい顔しない。
ここのPCでなんでも出来るって。
それでも受講は無理でしょ。
なんとか説き伏せて、ホテルのPCの後ろに手を突っ込んでLANケーブルを抜いて、ボクのチビPCに装着。
そして、またひとつ受講完了。
と、
実は小テストの最中にホテルのスタッフがボクのところに。
「ミスター、後がつかえてるから、あと3分で終わらせてくれ」と。
そこを5分待ってもらって、なんとか完了。

さて、困ったけど、
24時間営業って書いてあるから、後で来ればいいか。
外に出る。
21時になろうっていうのに賑やかなデリー。
楽しい。
そこらをうろうろ。
タバコを切らした。
雑貨屋さんで買おうとした。
出されたのは1本のタバコ。
そう。これもインド。
箱じゃなくて1本売りもしてる。
でも、ボクは金持ち外国人。やっぱ箱で欲しい。
それを雑貨屋のおばちゃんに伝えようとするのだが伝わらない。
仕方ないので2本ゲット。

繁華街を歩いてた。
なにやら賑やかな音が聞こえてきた。
お祭りかな?
21時になろうっていうのに。
音のする方へ。
なにやら扮装をした人が出てきた。
デジカメの動画機能で撮影。
子供たちが、自分たちも撮ってくれって寄ってくる。
撮ってあげた。
ボクみたいに撮影してる欧米人旅行者がもう一組。
そのうち、調子に乗った子供たちが彼らのバッグに触れたらしくて、その欧米人旅行者キレてた。
まあ、どっちもどっちですが。

扮装した人は近くの広場まで練り歩く。
どうやら、演劇みたいなことをするらしい。
その広場には、すでに多くの人が待ってた。
係の人、みんなを座らせようと躍起。
ボクは隅っこで立って見てたのだが、まわりで同じように立って見てた人が追い立てられて座らされる。
係の人、ボクのデジカメに気づいて外国人と判断した模様。
ボクは追い立てられず、立ってても文句を言われない。
外国人を特別扱い。これもインド。
ジャママスジドでの出来事のように、時に居丈高な態度。これもインド。
でも、
そんな風に特別扱いされてちょっと悲しくなってしまった。
なんだかわからないけど悲しくなってしまった。
今更座るのもためらわれて、立ち去ることに。

別のホテルのネットコーナーを見つけた。
そこで受講の続きをすることに。
すると、
自分のPCを使っていいけど、一時間30ルピーのところ50ルピー払えと。なんで、回線を借りるだけなのに高くなるんだと食い下がるが、じゃあ他に行けとそっけない。
ふう。
これもインド。
まあ、20ルピーっていったら40円くらいなので、その条件を飲むことに。
無事に第一回の受講は全て完了。

外に出るころには23時。
さっきの演劇会場に行ってみたら、ちょうど終わったところ。
子供も最後まで見たみたい。こんな時間まで。
うーん。なんか微妙な感情も。

小腹が空いたので、またカレー。
それからホテルに戻って就寝。
明日の夜にデリーを出るので、ホントの最後の夜。



最終回へ。

2010年11月25日木曜日

ラダックの話その13〜ラダック最後の日編

このあたり

より大きな地図で ラダック2010 を表示

2010年10月10日

実際に観光出来るラダック最終日。
朝もまったりと起床(時間は覚えてない)。

いつもの日課、
ジョカンに行ってコルラしてから、いつもの店に行って朝食。
ホントにいつも行ってた。
いつも外で食べてた。寒いけど中は禁煙だから。
でも、
灰皿は頼まなければ持って来てくれない。
で、
しょっちゅう忘れられるので、改めて頼んだり自分で取りに行く羽目に。
でも最終日の今日、
ボクが席に着くと、メニューと一緒に灰皿が。
うーん♪
最後の日になんてイカす計らい。
つーか、やっと分かってくれたかw

もぐもぐと食べてたら、昨日ご一緒させていただいた日本人旅行者の方が。
彼女はこれからも旅が続きます。
昔、ボクも何度か短期旅行者にご馳走になったことがあったので、こういうときはご馳走するように決めてます。
まあ、100円ちょっとの話ですからw

彼女はこれからNGOの植林キャンペーンに行くそうです。
話によれば8000人集まると。
そんな集まるわけないじゃないですかーと言うと、
そうですよね。。。と彼女もやや疑ってる様子。
それでも約束してるからということで、ここでお別れ。
またどこかで会えるといいですね。

今日は東の方の、チェムレ、ヘミスに行く予定。
いつものタクシースタンドに向かいます。
で、
いつものように目が合った壮年のドライバーに決定。
この日もムスリムの方です。

まずはチェムレへ。
チョグラムサル、シェイ、ティクセ、スタクナ、見覚えのあるところを過ぎてしばらくすると、軍の基地らしき場所に。
その脇を抜けたら街道を左に入って舗装の悪い道へ。
今日はスズキの小型ワゴン。
昨日までのランクルに比べたら乗り心地は格段に落ちます。
しばらく小川沿いを走ってると、トラックが道を塞いでます。

通り抜けられるような道ではありません。
ドライバーさん、車を止めてトラックの方へ。
トラックドライバーと話をします。
戻ってくると、
チェムレには行けない。故障したトラックが直る見込みはない。的なことをボクに伝えます。
まあ、そういうことなら仕方ない。
諦めて来た道を戻ります。
小川の対岸をRV車が走ってます。
あれ?っと思ってましたが、途中で壊れた橋が。
鉄砲水で流されたのかな。
RV車は渡れても、小型ワゴンじゃ無理か。

そろそろ、同じようなものを見るのに飽きてたこともあって、そんなに惜しいとか思う気持ちは湧いてきません。
ちょっと刺激が少ないのですよ、シーズンオフのラダックは。

これまでも思ってたことなのですが、
こっちの車、今んとこ全部マニュアル車なのですね。
マニュアル車ですから、カーブとかで減速したら適当なシフトに変えるもんじゃないですか。
でもですね、
こっちのドライバーさん、例えば小型ワゴンで4速でカーブに侵入したとしたら、そのまま4速で走るのです。
だから、回転が落ちちゃって立ち上がりが非常に遅い。
普段のボクが、そういうときひとつ落として侵入して、グッと踏みながら曲がるもんですから、えーちょっとちょっとぉ〜って感じになるのですよ。
まあ、ガソリン代も高いですから、省エネ走法なのでしょうね。エコエコ。


街道を越えてヘミスに。
ここのゴンパ(僧院)が一番華やかという話。
だったのですが、
クローズしてたのです。
寺男さん、ボクが入ろうとしたら「トゥデー、クローーーーズ!」って。
えー
さすがに残念。
ふう。
僧院がクローズってのがよくわからない事態だけど、入れないのは仕方ない。
じゃあ、周辺だけでも見ようかなと歩いてたら、欧米人ツーリストが車でやってきました。
寺男さん、彼らにも「トゥデー、クローーーーズ!」と。
「ホワーイ?」ツーリスト。
「トゥデー、クローーーーズ!トゥーオクロック、オーーープン!」寺男さん。
ん????
二時に開く???
その後も、ツーリストの一団は寺男さんと話そうとしましたが、疎通は難しい様子。
今はまだ11時。
2時に開くとしても3時間待ち。
ふう。
もういいや、帰ろッと。
やっぱり飽きてきてるようです。

ヘミスから街道に戻る途中、離れたところで車、人がいっぱい集まってるのが見えました。
そういえば、
NGOの植林キャンペーンってヘミスの近くって言ってたな。
多分、あれがそう。
8000人はいないっぽいけど、数千人はいそう。
これだけの人、どこから現れたんだろう。
ドライバーさんに、あっちに行って欲しいとお願いしたんだけど、あっちはフェスティバルで通れないと。
行くだけ行ってよ、とお願いするのだが、気が進まない様子。
交通整理の人にも聞いて、通れないって。
オーケーオーケー、じゃあいいよ。
レーに帰ろう。

スタクナを過ぎてティクセの集落を通り抜ける。
集落だから人がいるし、家が並んでいる。
ある家の前に人が立ってた。
ボクが乗ってる小型ワゴンが通り過ぎる。
その刹那、その人と目が合った。
昨日、おとといのタクシードライバー、セイ氏だ。
そういえば、ティクセに住んでるって言ってたな。
セイ氏も気づいた様子。
ボクは手を振るが、窓が閉まってたので車内から。さすがにセイ氏もそれは気づかなかった様子。
小型ワゴンは結構なスピードで走ってたので一瞬の出来事。
ドライバーさんに、昨日乗ったタクシーのドライバーがいたよ。と言ってみるがあまり興味ないみたい。
セイ氏、この日は休みか。
だから、昨日、今日の予定を聞いてこなかったんだな。妙に納得。

レーに到着。
チェムレ、ヘミスを回る料金で話がついてたけど、実際はヘミスしか行ってないからヘミス往復分だけ払う。
ごねるかな?って思ったけど、仕方ないって風でそのまま受け取る。
車内で、明日デリーに向かうってことは話してた。
便数が少ないので、ドライバーさんも空港に行く時間は承知。
明日、迎えに来るけどいいか?って。
こっちも助かりますw
5時半に約束して、ゲストハウスまで送ってもらう。

まだ昼過ぎ。
まあ、最後のレーの街を楽しむことにしよう。
まずはご飯。

平麺のチベットうどん、テントゥク。油揚げみたいに乗っかってるのは卵焼き。

その後は、
街の東の方へ。
ボクが住んでる(?)あたりは緑が多いけど、東のほうに行くと緑はほとんどない。
外国人はあまり来ないっぽい。


それでも、
名前の分からないチベット寺院や、マスジドがあったりしてとても興味深い。
たまには観光ルートから外れなきゃなのです。

地図に火葬場とあったので行ってみた。
ラダックの仏教徒は、火葬にした後、灰は撒いちゃうらしいのですが、川や山だけでなく火葬場のまわりにも撒いちゃうとか書かれてるものもありました。
ここにも撒かれてるのかな?
火葬場のまわりで昼寝してる犬の群れを見てると、なんか考えたくないことも考えちゃったり。

昼寝してる犬、
レーの町中至る所で見れます。
昨夜のように、夜は元気なのですが昼はほとんどの犬が道ばたや空いてるスペースで寝てます。
狂犬病の注射なんてしてないだろうから、咬まれたら一大事なのでしょうが、昼間はおとなしいもの。レー市民とも共存しているように見えます。さすがに往来のど真ん中に寝てたり、仕事の邪魔だったら追っ払われてますが、それでも叩かれたり蹴られたりしてるのは見たことないですし、それに、起きて歩いてる犬が歩いてたら、人に道を譲ってくれますから。

チベットの仏教観だと、犬ってどういう扱いなんだろう。
日本だと、代表的畜生みたいな見方もあるけど。
チベットの仏画には六道輪廻図なんかもあるようだから、そう遠からぬ見方がありそうな気も。ま、想像ですが。

さて続き。
チャイ屋を見つけたのでチャイを一杯。
繁華街から外れてたので、値段が気になるところ。
ですが、7ルピー。
変わらないのね。

そうこうしているうちに夕方。
最後ですから買い物もしたい。
メインバザールの土産物屋何軒か回ってヤギと綿のマフラー、お面をゲット。
自分のためにw
暗くなって寒くなったのでゲストハウスへ。
明日は早いので7泊分の支払い。
ご主人、何泊した?って。
ここ、宿帳も書いてないしイージー過ぎるwww
7泊分1400ルピー(約2800円)払ったあとはネットカフェへ。
さすがに受講しないとマズいので、顔認証にトライ。
持ち込んだチビPCにLANケーブル挿して、明るい角度を求めてアッチ向いたりコッチ向いたり。
1分もしないで認証。
おお。ラッキー♪
とりあえずひとつ受講完了。

ここのネットカフェ、お茶をかならず出してくれるんです。
そのお茶が、シナモンの入ったブラックティー。
カシミールの方なのですね。
店主、客がいないとゲームしてたり(通りからそんな姿を良く見かけた)、ボクと目が合うと手を振ってくれたり、寡黙だけど感じのいい人。
ボク、明日デリーに行きます。と伝えたら、おお、そうかそうかと握手。
場所代まけてくれたりはしなかったけど。



晩ご飯食べて、
早めの就寝。
夜も早くて退屈な街だったけど、一週間もいると愛着が湧いてくる。
もう少しここにいたいな。。。


ラダックの話その14